9人の翻訳家 囚われたベストセラー

9人の翻訳家 囚われたベストセラー
PLOTWISTの評価
どんでん返し度
3.5
2転3転度
4.5
レビューサイトの評価
Filmarks
3.8
映画.com
3.6
Yahoo!映画
3.8
合計
11.21
The Translators
制作国:/ 制作年:2019年 / 上映時間:105分
ジャンル:
監督
脚本
出演
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世界的ミステリー小説が発売前に流失してしまう『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』。本記事ではネタバレなしで、あらすじとおすすめポイント、さらにはトリビアも交えて紹介します!

あらすじ

あなたは、この結末を「誤訳」する。 舞台はフランスの人里離れた村にある洋館。全世界待望のミステリー小説「デダリュス」完結編の各国同時発売のため、9人の翻訳家が集められた。外部との接触が一切禁止され、日々原稿を翻訳する。しかしある夜、出版社社長の元に「冒頭10ページをネットに公開した。24時間以内に500万ユーロを支払わなければ、次の100ページも公開する。要求を拒めば、全ページを流出させる。」という脅迫メールが届く—誰が、どうやって?

おすすめポイント

実際の出来事から構想された映画

本作は、「ミステリー小説の情報漏洩を防ぐために、各国から集めた翻訳家たちを情報が遮断された地下空間に閉じ込めて、作業をしていたのにその原稿が流失してしまった!」という内容の映画なのですが、

実は、この設定は世界的有名ミステリー小説『インフェルノ』の翻訳時に実際に取られた手段だったそうです!

本作では翻訳作業中に事件が巻き起こるのですが、その部分はさすがにフィクションだそうです。

作中、翻訳家たちは原稿の流失を防ぐために、空港で受けるようなしっかりとした身体検査が行われ、電子機器は持ち込み禁止されていて、まるで囚人のように情報が遮断された環境下で二ヶ月間、監禁状態にされています。

実際にあったとすると、かなりストレスの溜まりそうな職場だと思いました。。

個性あふれるキャスト

本作の出演者は『マトリックス』などで知られるランベール・ウィルソン、『オブリビオン』や『007/慰めの報酬』のボンドガールとして知られているオルガ・キュリレンコさらには『このサイテーな世界の終わり』のアレックス・ロウザーや『ジョン・ウィック:チャプター2』のリッカルド・スカマルチョなど各国から個性溢れる俳優が出演しています。

本作の舞台はフランスなので主にフランス語が使用されているのですが、状況に応じて英語や各国の言葉を話す場面も登場しているので、出演者の多くは三ヶ国以上話せるという意味でも豪華なキャステングになっています。

ドイツやイタリア、ギリシャなどヨーロッパ圏の翻訳家たちが多く登場していて、アジアからは中国語の翻訳の方はいるものの、残念ながら日本語翻訳の人は本作では登場しません。

しかし、本作の音楽を担当した方が日本の三宅純さんということなので、ぜひ視聴する際には音楽にも注目してみてください!

そして、監督を務めたのは『タイピスト!』で知られるレジス・ロワンサルです。

ミステリーよりのサスペンス映画

本作では探偵などは登場せず、密室に閉じ込められた9人の翻訳家の誰が、なんのために、小説を流失させているのか、そしてどうやって外部との連絡をとっているのかお互いに疑心暗鬼になっていくという構成が取られている作品です。

推理を楽しむ王道のミステリー映画というよりも、二転三転することで騙される爽快感が楽しめるサスペンス映画になっています。

文学小説に関連した話のため、文学的な言葉の言い回しは登場するものの、展開や内容も決して複雑ではないので、気軽に見れるような作品です。

翻訳家が活躍する話

本作は、普段あまり脚光の浴びる機会が少ない“翻訳家”という職業に着目した作品として話題になりました。

翻訳家ならではの知的な会話なども登場するので、他の映画では味わうことのないワクワク感と緊張感が本作の魅力だと思います!

パリが舞台の作品

映画の大半がパリにある洋館の地下室で展開されるのですが、その洋館が近代的で洗礼されています。また、回想シーンではパリの街並みがちょくちょく登場するのでヨーロッパの街並みも楽しめる作品でした。

こんな人におすすめ

・密室トリックが好きな人

・ヨーロッパが舞台の映画が観たい人

こんな人には不向き

・時間軸が行ったり来たりする映画が苦手な人

・アクション映画が観たい人

予告編

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