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世界中が衝撃を受けた映画『シックス・センス』。本記事ではネタバレなしで、あらすじとおすすめポイント、さらにはトリビアも交えて紹介します!
あらすじ
引用元:シネマトゥデイ優秀な小児精神科医マルコムは、ある晩、患者が自宅にやってきて自殺するという事件に見舞われる。ショックから立ち直れないマルコムは、ある日一人の不思議な少年コールに出会う。彼には“死んだ人間が見える”というのだ。
おすすめポイント
1999年に公開された本作はアカデミー賞で6部門にノミネートされた、大ヒット映画です!20年以上経った現在でも、色褪せることのない名作映画と言えます。
そして『シックス・センス』はどんでん返し映画を語る上で外せない作品の一つです。
M・ナイト・シャマランの出世作
監督を務めたのは『アンブレイカブル』や『スプリット』のM・ナイト・シャマランです。当時20代という若さで本作を製作したことで、彼は一躍世間で注目を浴びるきっかけとなりました。
主人公のマルコムを『ダイハード』や『アルマゲドン』でお馴染みの実力派俳優のブルース・ウィルスが演じています。彼はアクション俳優というイメージが強いですが、本作では小児精神医というアクションとは無縁の役を見事に演じきっています。
さらに、“第六感”の能力を持つ少年コールを『フォーレスト・ガンプ』や『A.I.』で当時、子役界の頂点に君臨していた、ハーレイ・ジョエル・オスメントが演じています。
そのコールの母親役で『リトル・ミスサンシャイン』や『ヘレディタリー』のトニ・コレットも出演しています。

感動するホラー映画
本作は、小児精神医のマルコムがカウンセリングを通して少年コールの心を癒していくストーリーです。
患者に襲われた過去を持つマルコムと、死んだ人が見える“第六感”の能力を持つコール。互いに傷を負った2人が共に過ごすうちに心を癒していく様はとても心温まります。
死者が見えるという少年の話と聞くと、ホラー要素が強いように思うかもしれませんが、本作で描かれているのはコールが自分の能力と向き合う姿です。
幽霊がちょくちょく登場しますが、観終わってみると感動できるヒューマンドラマホラー映画(笑)です。
ハーレイ・ジョエル・オスメントが可愛すぎる!
コール役のハーレイ・ジョエル・オスメントの演技が最高なんです!
彼はこの作品で当時9歳でアカデミー賞の助演男優賞にノミネートされています。コールが死者に怯える様子は本当にかわいらし過ぎて 悶絶 してしまいます。
コールは“第六感”で死んだ人も見ることできるものの、怖くてその存在から逃げて生きてきています。その怖がってる様子がものすごく可愛いです。
また、能力のことは母親も含めた周囲には明かしていません。それにより母親もコールの行動が掴めず、親子の間には溝が生まれています。しかし、マルコムとの交流回数が増えるたびに、徐々に自分の能力と向き合うようになっていきます。
とにかく、終始ハーレイ・ジョエル・オスメントに癒される作品です。

驚愕のラスト!
そしてラストはなぜ気づかなかったと自分を責めたくなるほど、きれいに伏線が張り巡らされています。しかし、あまり注意深く観てしまうとオチがわかる人もいると思うので、あまり考えずに鑑賞することをオススメします。
大量の伏線があるので二度目の視聴は全く別の視点で映画を楽しむことができる作品です。
まだネタバレを知らないあなたは、とてもラッキーなほど有名な作品なので、早く観ることをおすすめします!
トリビア
・トニー・コレットは、撮影中に感情移入してしまい、公開後までホラー映画だと気づかなかったと語ってる。
・M・ナイト・シャマランの家族の多くは医師である。そのため、家族へのオマージュとして医師としてカメオ出演している。
・M・ナイト・シャマラン監督によると、ドニー・ウォールバーグはヴィンセント・グレイ役のために約4.5キロも痩せたという。
こんな人におすすめ
・ヒューマンドラマを描いた作品が好きな人
・切なくもほっこりする映画が観たい人
こんな人には不向き
・本格的なホラー映画を観たい人
予告編
『シックス・センス』 1999年公開のアメリカのホラー映画。 「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」とブルース・ウィリスからの前置きが有り話題となり大ヒットした。 pic.twitter.com/fOlSS11xns
— 映画の館 Cinema Paradiso (@cinema_eiga) June 6, 2020