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パソコン画面だけで展開される映画『サーチ』。本記事ではネタバレなしで、あらすじとおすすめポイント、さらにはトリビアも交えて紹介します!
あらすじ
引用元:シネマトゥデイある日、デビッド(ジョン・チョー)の16歳の娘マーゴットが突然姿を消す。行方不明事件として捜査が行われるが、家出なのか誘拐なのか不明のまま37時間が経過する。娘の生存を信じるデビッドは、マーゴットのパソコンでInstagramなどのSNSにログインする。そこで彼が見たのは、自分が知らなかった娘の一面だった。
おすすめポイント
『サーチ』はあえてパソコンで観て欲しい映画!
ほとんどの映画は、迫力のある大きなスクリーンでの視聴が推奨されることが多いと思います。しかし、『サーチ』の特徴は100%パソコン画面で展開される斬新な手法を使っています。
なので是非パソコン画面で観て欲しい映画です!
その方が、パソコン画面で繰り広げられる緊張感を臨場感とリアリティを感じて観ることができます!
さらに、主人公はMacを使っているので、同じ製品を使うとリアルタイムで観ている気分になれます。
パソコン画面は無機質で主人公の感情を伝えづらいと思うかもしれません。しかし、喋らずともメッセージを相手に送信するかどうかで迷いっている様子やインターネットの検索方法、 マウスの動きなどで主人公の心情が上手く表現されていて、とても感情移入しやすい作りでした。
なので、画面越しでも父親の焦りと緊張感がしっかり伝わって来ました。

『サーチ』はアイデアだけじゃない、脚本もかなり作り込まれた映画
『サーチ』は斬新なアイデアが魅力ですが、同時に二転三転するスリリングなストーリーがかなり面白い作品です。
失踪した娘が、主人公である父親には見せなかった様々な面が徐々にわかることで、展開が変わる様子は、全く先が読めず終始ハラハラしながら楽しむことができます!
さらにはラストのどんでん返しも驚愕するので、この手の映画を沢山観る人でも騙されるストーリーだと思います。

伏線回収が爽快
本作はパソコンの画面を通して映画が展開されますが、その画面には様々な情報が登場します。その中には大量の伏線が隠されています!
その伏線は、1回の鑑賞では気づけない細かい部分に巧みにちりばめられているので、2回目にはまた違った見方でさらに楽しめる映画になっています。
伏線が沢山詰め込まれた映画が好きな人には、確実にオススメできる映画です!
SNSの闇を描いた作品
現代では、多くが利用しているSNSをテーマに描かれた本作は、SNS上での”友達”という関係の繋がりの薄さ、その危うやさなどが登場します。
決して他人事ではないので、そういった意味ではホラー要素もあるといえます。
SNSがテーマになっている映画は他に『スマホを落としただけなのに』や『白ゆき姫殺人事件』があるので、興味がある方はぜひそちらもチェックしてみてください!

映画の長さも102分と短く、隙間時間にハラハラできる映画を探している人にはぜひオススメの映画です!
本作は現代のSNSやネットを利用して事件の真相を追求する話なので、できるだけタイムリーなうちに観る方が楽しめる作品です。
トリビア
・撮影に要した日数はわずか13日。しかし、下準備、編集、アニメーションのため、製作には2年を要した。
・ドイツ語版、スペイン語版、フランス語版、ロシア語版、イタリア語版、ポルトガル語版では、すべてのテレビ/電話/コンピューターの画面がそれぞれの言語で再現されている。
・『アンフレンデッド』(2014年)の登場人物である「ローラ・バーンズ」の名前がトレンドトピックとして、一瞬表示されている。
▼『サーチ』のネタバレやトリビアが見たい方は下の記事へ
パソコン画面だけで展開される映画『サーチ』。あなたが1度目に見逃したかもしれない伏線や考察をネタバレありで紹介します。これを読んだら、きっと『サーチ』をもう一度見返したくなるはず! あらすじ ある日、...
予告編
こんな人におすすめ
・今までにない、斬新な映画を探している人
・二転三転する、先の読めないハラハラする映画が好きな人
・SNSやインターネットを扱った映画が観たい人
・親子を描いた映画が観たい人
こんな人には不向き
・情報量が多い映画が苦手な人
・SNSの知識が極端に疎い人