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猟奇殺人犯に監禁された2人の男を描いたサスペンス『ソウ』。本記事ではネタバレなしで、あらすじとおすすめポイント、さらにはトリビアも交えて紹介します!
あらすじ
引用元:シネマトゥデイ老朽化したバスルームで目覚めた2人の男、ゴードン(ケアリー・エルウェズ)とアダム(リー・ワネル)。足には鎖、2人の間には自殺死体。部屋にはいくつかアイテムがあり、その中から2人は自分たちがおかれている状況を把握しようとするが……。
おすすめポイント
『ソウ』1作目はサスペンス映画
2004年に公開されると爆発的人気を博し、現在まで8作もの続編が存在しているロングシリーズ映画の『ソウ』。
そのため、一度は作品を耳にしたことのある人も多いと思います。
『ソウ』はとてもグロテスクなことで有名ですが、シリーズ第1作目の本作は人間の極限状態を描いたサスペンス映画になっています。
多少グロテスクなシーンもありますが、主に二人の男が密室から脱出することにフォーカスした話で、よっぽど血が苦手な人でなければ観れる内容になっています。
密室空間で謎を解いていき、次々と状況が変わる展開には、ハラハラすること間違いなしです!

ソリッドシチュエーションの火付け役
ソリッドシチュエーションとは、限られた状況下にある人間の極限の状態をスリリングに描いた作品のことで、『CUBE』『リミット』『キャビン』などが上げれらます。
単なるホラー映画とは違い、謎解き要素があることがソリッドシチュエーションの魅力です。
本作では、ワケありの過去を持つ男二人が地下室で鎖に繋がれ、試練を与えられた様子を描いています。
ジグソウと名乗る仮面を被った人物にルールを指定され、その条件をクリアすれば生き延びられるというシステムが『ソウ』シリーズの軸です。
命がけのゲームには「答え」があるというのがポイントになっていきます。
果たして2人の男は、ジグソウから与えられた試練をクリアすることが出来るのかというのが本作の見どころです。
話の展開は地下室を中心に進んで行くのですが、先の読めない展開とラストの衝撃、そして伏線回収が見事な映画なので、最後まで緊張感が抜けません!
予測不可能の驚愕のラストには、みんな騙されること間違いなし!
ホラー史上最も儲かった映画
『ソウ』の興味深い点は、かなりの低予算で制作された作品であるというところです。
映画の撮影全体でかかった日数はたったの18日で、印象的なバスルームのシーンに関しては6日で撮影したそうです。そのためリハーサルは一切行わず、映画の順番通りにぶっつけ本番で演技をおこなっていたそうです!!
これほど低予算で作られた映画が大ヒットしたので、本作はホラー映画史上、最も儲かった作品とも言われています。
こんな人におすすめ
・緊張感がある映画が好きな人
・人間の極限状態を描く映画が観たい人
・シリーズが沢山ある映画を観たい人
こんな人には不向き
・グロい映画が苦手な人
・オカルト系の映画が観たい人
・ワンシチュエーションで話が展開する映画が苦手な人