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時空を行き来するタイムパラドックス映画『プリデスティネーション』。本記事ではネタバレなしで、あらすじとおすすめポイント、さらにはトリビアも交えて紹介します!
あらすじ
引用元:シネマトゥデイ1970年、ニューヨーク。とあるバーを訪れた青年ジョン(セーラ・スヌーク)は、バーテンダー(イーサン・ホーク)に自身が歩んだ人生を語る。それは女性として生まれて孤児院で育ち、付き合っていた流れ者との子を宿すも彼に去られ、さらに赤ん坊を何者かに誘拐されたという壮絶なものだった。それを機に男性として生きることを選んだジョンに、バーテンダーは未来からやって来た時空警察のエージェントだと明かす。驚く彼を自分の後継者に選んだバーテンダーは、装備を託すとともに宿敵である爆弾魔との対決に臨んでいく。
おすすめポイント
『プリデスティネーション』はオーストラリア制作の映画で、原作はロバート・A・ハインラインの「輪廻の蛇」という短編小説です。
主演は『ガタカ』などに出演しているイーサン・ホークが務めています。
本作は、時空警察のエージェントが未来に起きる連続爆破事件を、過去に戻って止めるSFスリラー映画です。時空警察といってもアクション要素はそこまでなく、ヒューマンドラマに重点を置いた、SFにしては比較的地味に感じる作品かもしれません。

タイムパラドックスが題材
タイムパラドックスは、その性質から、かなり複雑になること多く、一回観ただけだと理解しづらいです。しかし、その代わりに沢山の伏線があり、観た後に考察を深められるというメリットがあります。個人的には答えのない問題について考えることが好きなので、本作はかなりグッとました。
初めて視聴した感想としては「つまり、あれが、あれだと、つまり、え?そんなことって。。」といった感じに、かなり衝撃的を受けました笑
本当はもっとしっかり紹介したいのですが、これ以上語るとネタバレになってしまうので、なんとも書きづらい作品です。。。

時空を行ったり来たりする話なので、そのような話が好きな方にはオススメです。
トリビア
・ロバート・A・ハインラインの短編小説「輪廻の蛇」を映画化した作品。
・冒頭のクロスビーシューズの建物の写真は、1986年4月26日に噴火したチェルノブイリ発電所の爆発した4号機の写真。
・8分18秒頃イーサン・ホークが時計を見るシーンでは、彼の本当の誕生日が表示される。
こんな人におすすめ
・観終わっても、なお頭を悩ませたい人
・タイムパラドックスについての映画が観たい人
・奇想天外な発想の映画が観たい人
こんな人には不向き
・派手なアクション映画が観たい人
・気軽に観れる明るい映画が観たい人