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壮大なイリュージョン映画『グランド・イリュージョン』。本記事ではあらすじとおすすめポイントなど映画の魅力をトリビアを交えて紹介します!
作品紹介
【マジシャンが犯罪集団に??巧妙なトリックを見破れるか】
あらすじ
引用元:シネマトゥデイマジシャンとして一流の腕を持つアトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、フォー・ホースメンというスーパーイリュージョニストグループを束ねていた。彼らはマジックショーの中で、ラスベガスから一歩も動くことなく、パリにある銀行から金を奪ってみせた。この件を受けて、次の計画を彼らが実行する前に食い止めようとFBI特別捜査官のディラン(マーク・ラファロ)が捜査を始めるものの……。
おすすめポイント
爽快なイリュージョン映画
本作は天才マジシャン5人組が、イリュージョンを使って銀行強盗をするという話です。
見どころはなんといっても、ハリウッドならではの、豪華なイリュージョンです!
作中のどのイリュージョンもスケールが大きく、これぞ映画といった壮大なトリックを楽しむことができます。
さらに、この映画の魅力はイリュージョンをすると同時に、すべてのトリックの種明かしをしてくれるため、マジックのタネがわからないモヤモヤ感を抱えることなく楽しむことができます。
エンターテインメントとして楽しめる反面、リアリティーという点ではご都合主義的な面があるので、ツッコミどころが多いと感じる人もいるかもしれません。
ただ、ストーリーも軽快でテンポもいいので、最後まで飽きることなく一気に観ることができます。
そして、ラストにはあっと驚く爽快な仕掛けが待ち受けています。

豪華すぎる出演者
俳優陣には、『ソーシャル・ネットワーク』や『エージェント・ウルトラ』のジェシー・アイゼンバーグ。『アベンジャーズ』のハルク役でお馴染みのマーク・ラファロ。更には超大御所俳優のモーガン・フリーマンやマイケル・ケインなど、豪華極まりない俳優たちが勢揃いしています!
その中でも特に、ジェシー・アイゼンバーグ安定の皮肉っぽい役柄がハマっていて面白かったです。
そんな豪華な俳優たちが出演している、爽快エンターテインメントが『グランド・イリュージョン』の魅力の一つです。

出演者が本気でマジックに取り組んだ映画
そんな、豪華な俳優陣が本作で披露するイリュージョンのほとんどは特殊効果に頼っておらず、俳優たちが実際に行っているそうです!
そんなイリュージョンを監修したのは、「史上最も稼いだソロエンターテイナー」としてギネスブックに認定されている世界最高峰のマジシャン、デヴィッド・カッパーフィールド。
俳優陣は、そんなトップクラスのマジシャンたち指導の下、撮影に入る何ヶ月も前からマジックのトレーニングのための合宿に参加していたそうです。
その甲斐もあり、ジェシー・アイゼンバーグなどの出演者は、撮影時にはプロ顔負けの技術を身につけていたそうです。
CGの使用が映画で当たり前になった現代からこそ、リアルなイリュージョンにこだわっている作品になっています。

なお、『グランドイリュージョン』には一作目と二作目があり、パッケージが酷似しています。間違えて二作目から観ると一作目のネタバレになってしまうので、赤い表紙が1作目、青い表紙は2作目と覚えておくと間違えないかもしれません。笑
トリビア
・”These bars give a man time to think.”というモーガン・フリーマンのセリフは『ショーシャンクの空に』(1994年)でも全く同じセリフがある。
・アイラ・フィッシャーは、彼女が演じたヘンリーが常に手袋をしているのは彼女が 潔癖症 という設定だからであると明かしている。
・ジェシー・アイゼンバーグとウディ・ハレルソンが作中初めて会う場面で、ハレルソンは「前に会ったことがあるかな」というセリフを言いますが、これはウッディ・ハレルソンとジェシー・アイゼンバーグが以前共演してた『ゾンビランド』(2009)を意味している。
こんな人におすすめ
・爽快なケイパー映画が観たい人
・友達同士で楽しみたい人
・気軽な気持ちで映画を観たい人
こんな人には不向き
・リアリティーのない話が苦手な人
・ちょっとベタな話が苦手な人