エレベーターに閉じ込められた男女を描いた『悪夢のエレベーター』。本記事ではネタバレなしで、あらすじとおすすめポイント、さらにはトリビアも交えて紹介します!
作品紹介
【急停止したエレベーターに閉じ込められた男女には秘密が。。。】あらすじ
引用元:シネマトゥデイ鋭い頭の痛みで小川順(斎藤工)が目を覚ますと、そこは急停止したエレベーターの中だった。一緒に乗り合わせたのは見るからにワケありな男女3人で、非常ボタンは故障し携帯電話は電池切れ、助けを呼ぶこともできない。なぜか互いの秘密を暴露し合うハメになった彼らがそれぞれに不信感を募らせる中、思いもよらぬ事件が起きてしまう。
おすすめポイント
2009年に公開された本作は、シリーズ累計40万部を突破した木下半太の人気小説「悪夢シリーズ」3部作の第1弾「悪夢のエレベーター」を映画化した サスペンスコメディです。
本作の監督は元芸人でもあり、現在では俳優、タレント、放送作家として活躍している堀部圭亮です。

急停止したエレベーターに閉じ込められた、ワケあり男女4人がお互いの秘密を暴露するうちに衝撃の展開を迎える二転三転する映画です。
実力派俳優が出演
テレビドラマ『きのう何食べた?』で矢吹賢二を演じて話題になった 内野聖陽がヤクザ風の関西弁のおっさんを演じています。
そしてブレイク前の斎藤工が妻の出産に間に合いたい男性を演じています。今から10年以上前の若々しい斎藤工が観ることが出来るので彼目当てで観るだけでも楽しめる作品だと思います。
その他にも、ご存知モト冬樹や『最後から二番目の恋』の佐津川愛美、『検察側の罪人』や『SP』など様々な作品に出演している 芦名星も出演しています。

B級映画が好きな人にはおすすめの一作
主にエレベーターで展開される話ですが、それぞれの回想シーンがあるので、退屈することなく会話劇を楽しむことが出来ます!
登場人物のキャラもビジュアルからしてかなり濃く、彼らの話し合いがどんな展開にもつれ込むのか、 彼らの嘘とはなんなのか考えながら観ると面白いかもしれません。
本格サスペンス映画
あまり内容を書くとネタバレになってしまうのですが、前半の比較的コメディっぽい展開に比べて、後半は一転してシリアスなサスペンスになるので、その落差を楽しめる映画だと思います。
そして、最後にも大きなどんでん返しがあるので、二転三転する展開が好きな人には好まれる映画と言えます。
しかし、グロいシーンや、びっくりさせられる場面が登場するので、その手の映画が苦手な方は少し覚悟して観てください。

俳優が実力ある方々ばかりなのでセット自体はちゃっちい感じですが、演技力で観やすい映画になっています。
予告編はコメディ調なんですが、本編は意外にもスリラーに近いような展開があります。
こんな人におすすめ
- ちょっとブラックな作品が観たい人
- ワンシチュエーション映画が観たい人
- 派手な演出のある映画が観たい人
- B級映画が苦手な人