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現代版古典ミステリー映画『ナイブズアウト』。本記事ではネタバレなしで、あらすじとおすすめポイント、さらにはトリビアも交えて紹介します
あらすじ
NYの豪邸で世界的ミステリー作家の85歳の誕生日パーティーが開かれた翌朝、彼が遺体で発見される。名探偵ブノワ・ブランは、匿名の人物からこの事件の調査依頼を受けることになる。パーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら屋敷にいた全員が第一容疑者。調査が進むうちに名探偵が家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていく―。
おすすめポイント
本格派ミステリー映画
本作は、アカデミー賞脚本賞にもノミネートされ、アメリカの映画評価サイトのRotten Tomatoesで驚異の高評価98%を記録している映画です。
世界的ミステリー作家が85歳の誕生日を迎えた翌日に死体で発見され、何者かによって調査依頼を受けた名探偵が、被害者の家族にアリバイを聞いていくうちに事件を解決せていくミステリー映画です。

王道ミステリーが好きな人にはぜひ観て欲しい映画
本作は、ミステリーとしては王道中の王道を貫いた映画になっています。
時代設定は現代なのですが、舞台が洋館ということもあって1920年代のアガサクリスティー作品の雰囲気が組み合わされています。
いかにも怪しそうな洋館で繰り広げられる、親族による醜い相続権争い。
警察は自殺と断定しているものの、事件の真相はなんなのか?
匿名で雇われた探偵が事件の真相を紐解いていく。
観客も誰が真犯人なのか一緒に推理ができる、ミステリー好きには絶対に観て欲しい良質ミステリー作品です!

豪華すぎるオールスターキャスト映画
本作のみどころの一つは、出演者が全員が人気俳優のオールスターキャスト映画という点です!
オールスターキャストの利点は豪華な顔ぶれという以外にも、出演者の知名度によって、犯人が予測できてしまうというミステリーあるあるを回避できるというメリットがあります。
『オリエント急行殺人事件』なども、人気俳優だけを集めた作品として有名な映画です。
出演者は『007』シリーズのダニエル・クレイグ、『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』シリーズのクリス・エバンスら豪華キャストが顔をつらねています。
監督を務めたのは『ルーパー』や『スターウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソンです。
スターウォーズで酷評を受けた監督ではありますが、本作は前作を払拭するほど高評価を得ています。

犯人がわかるけど、真相は読めない?
本作を見進めると、事件の犯人が途中でわかるようになっているのですが、事件の全貌はラストに明らかになるように描かれているので、犯人がわかりそうでわからないムズムズする展開になっています。
ラストのどんでん返しは爽快感のあり、内容も複雑ではないので、ミステリー好きに限らず誰でも楽しめる映画です!
こんな人におすすめ
- 王道のミステリー作品が好きな人
- イギリスっぽい雰囲気が好きな人
- 殺人が絡む映画が苦手な人
- アクションメイン作品が好きな人
こんな人には不向き
予告編
ナイフズ・アウト
— あたまでっかちT-13 (@T1393396649) February 3, 2020
面白かった
イギリスミステリーにアメリカの作風が合わさったような小気味の良い作品
主張しすぎないコメディタッチも中々好感が持てる
キャラクターの個性も良かった