カラスの親指

【直木賞作家の描く、詐欺師のヒューマンドラマにほっこりする映画】
カラスの親指
PLOTWISTの評価
どんでん返し度
3.0
2転3転度
1.5
レビューサイトの評価
Filmarks
3.5
映画.com
3.6
Yahoo!映画
3.8
合計
10.91
制作国:/ 制作年:2012年 / 上映時間:160分
監督
脚本
出演
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ほっこりする詐欺映画『カラスの親指』。本記事ではネタバレなしで、あらすじとおすすめポイント、さらにはトリビアも交えて紹介します!

作品紹介

直木賞作家の描く、詐欺師のヒューマンドラマにほっこりする映画

あらすじ

ベテラン詐欺師のタケ(阿部寛)と、どこかマヌケな相棒のテツ(村上ショージ)。ある日、ひょんなことからまひろ(能年玲奈)という少女と知り合ったのをきっかけに、二人は彼女と姉のやひろ(石原さとみ)、その恋人の貫太郎(小柳友)と共同生活を送るハメになってしまう。全員が不幸な生い立ちを背負っていたこともあり、彼らは次第に奇妙な絆を育んでいく。そんな中、タケが過去に自分が引き起こした事件が深く関わった大勝負に挑むことになる。テツやまひろたちも一致団結し、一大詐欺作戦が動き出すが……。

引用元:シネマトゥデイ

おすすめポイント

本作は「月と蟹」で直木賞に輝いた作家、道尾秀介の小説を実写化した詐欺師を描いたヒューマンドラマです。

豪華キャスト

この映画の見どころは、なんといっても豪華なキャスト!

阿部寛の安定感もさることながら、『あまちゃん』に出る直前の能年玲奈と、ボブの石原さとみがめちゃくちゃかわいいです。

また、俳優として演技は本作が初めてだったという村上ショージですが、詐欺師なのにも関わらずどこか親しみのある暖かいキャラクターを見事に演じています。

「伊藤匡史監督制作のカラスの親指」の一場面より引用

心温まる詐欺師の映画

本作は詐欺師が騙し合いをするさまが描かれているコンゲームと呼ばれるジャンルのミステリー映画です。

ひょんなことから同居することになった、詐欺師のコンビと十代の少女とその姉と彼氏。暗い過去を持つ詐欺師が、その過去と対峙するために5人で大芝居を打つという話です。

詐欺がメインの話ではなく変わった家族のカタチが描かれていて、とても心が温まる映画です。

160分と少々長めの映画なのですが、テンポも良いので気軽に楽しく観ることができました。

騙されて衝撃を受けるという展開というよりも、ラストの展開にほっこりせずにはいられない、心温まるヒューマンドラマです。

こんな人におすすめ

・ほっこりしたい人

・詐欺師が騙し合う話が好きな人

・能年玲奈と石原さとみの可愛さに癒されたい人

こんな人には不向き

・比較的短時間で映画を観たい人

・リアリティーのある映画を求めている人

予告編

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