1993年に公開された、『ジュラシックパーク』。本記事ではそんな『ジュラシックパーク』のトリビアや裏話を個まとめました。
きっと、もう一度『ジュラシックパーク』が観たくなるはず!
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恐竜の出演時間
ジュラシック・パークの上映時間は2時間7分ですが、実は映画全体で恐竜の出演時間は約15分しかありません!!
この手法は、スピルバーグ監督の大ヒット作「ジョーズ」でも採用された、恐竜の登場時間を最小限にしてドラマ性を高める手法です。
にしても恐竜のインパクトが大きすぎて、そんな短いとは思いませんでした。。
生き返っていたティラノサウルス
本作で大活躍を見せたティラノサウルス。映画のために巨大なロボット作り上げたスタッフは、雨に濡れる想定をしていなかったので、ティラノサウルスがたびたび故障することがありました。
プロデューサーのキャスリーン・ケネディは、「ランチを食べていると、突然ティラノサウルスが生き返るんです。最初は何が起きているのかわからなかったが、雨のせいだとわかった。人々の叫び声が聞こえて、とても怖かった。」と語っています。

等身大のティラノサウルスが動き出すなんて、考えるだけでも恐怖ですね。。
ティラノサウルスの鳴き声
ティラノサウルスの鳴き声は、犬、ペンギン、トラ、ワニ、ゾウの音を組み合わせたもので再現しています。
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恐竜の着ぐるみ
デジタルアーティストたちは、ガリミムスが大暴れするシーンのアニメーションを作る際に、自らガリミムスの群れのように行動する姿をビデオに撮って、リアル動きを表現したそうです。一方、スタン・ウィンストンのスタッフは、猛禽類のスーツを作り、それを着てみました。
映画の影響力
『ジュラシックパーク』の大ヒットは、若者の恐竜への関心を高め、古生物学の学生数が記録的に増加しましたそうです。
本作が、恐竜の研究の発展に貢献したと考えると、映画の影響力は侮れないですね。
ジュラシックパークの実現?!
2005年、古生物学者のメアリー・シュバイツァー博士がTレックスの骨の化石から赤血球と軟部組織を発見したことで、恐竜のクローンを作ることが現実的になってきたました。
本物の恐竜を見れる日は遠くないかも・・??
スピルバーグが同時並行で進めていた映画
スピルバーグは、「ジュラシック・パーク」の監督を務めていた同時期に、オスカーを受賞したホロコースト映画「シンドラーのリスト」の製作を進めていました。
1993年のインタビューで、スピルバーグはこの全く異なる2つの映画を同時に制作することの難しさを語りました。「私はここに座って、賞賛されていない英雄のホロコースト物語をモノクロで制作しており、毎日そのような悲しみで頭がいっぱいです。その後、私はギアを変えて、アクション・アドベンチャーのストーリーを高速で走らせなければなりません。同じ編集者が私と一緒に2つの映画をカットしたので、私たちは一緒に映画的、文化的なむち打ち症のようなものを経験したのです」。
ちなみに、ジュラシックパークは1993年の6月、シンドラーのリストは同年の12月に公開されています。


ハリケーンに襲われた撮影クルー
ハワイで撮影されたジュラシック・パーク。実は撮影中に、ハワイ史上最大規模のハリケーン「イニキ」に直撃されてしまいました。スタッフは皆避難していたそうですが、リチャード・アッテンボローは、その最悪の事態にもかかわらず気にせず寝ていたそうです。
第二次世界大戦中、ロンドンの電撃戦を生き延びた経験を持つ彼にとって、ハリケーンはなんともなかったそうです。

表紙のデザイン
マイケル・クライトンは、小説のタイトルに “Jurassic “とあるのに、なぜ白亜紀の恐竜を表紙にしたのかと聞かれたとき「一番格好いいデザインだったからだ」と語っています。


原作の権利
ユニバーサルは、マイケル・クライトンの小説が出版される前に、権利を200万ドルで買い取った。
ジョーズの登場シーン
デニス・ネドリーが給与の値上げ交渉をしているシーン。パソコンの画面をよく見てみると、スピルバーグ監督の映画「ジョーズ」を鑑賞しているのがわかります!

絶叫のオーディション
アリアナ・リチャーズのオーディションは、カメラの前に立って大声で叫ぶというものでした。スティーブン・スピルバーグ監督は、彼女がどのように恐怖を表現できるかを見たかったそうです。
しかし、スピルバーグは家でそのオーディションのテープで見ていたときに、寝ている奥さんを起こしてしまい、奥さんは子供たちが大丈夫かどうか廊下を走ってきたそうです。

まとめ
『ジュラシックパーク』についてのトリビアはいかがでしたか?
「もう一度見直したくなった!」という人は、『ジュラシックパーク』は現在複数の動画配信サービスで配信中なので、ぜひチェックしてみてください!