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消えた美人妻を取り囲むサスペンス映画『ゴーン・ガール』。本記事ではネタバレなしで、あらすじとおすすめポイント、さらにはトリビアも交えて紹介します!
作品紹介
【突然、美人妻が消えた。予測不可能な展開の結末とは・・。】
あらすじ
ニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は誰もが羨む理想の夫婦。 結婚5年目の記念日の朝、突然夫の前から妻が忽然と姿を消した。 警察の捜査が進むにつれ、徐々に疑いの目は夫に向けられる。 美しい人妻の失踪事件にマスコミは殺到。一体エイミーになにが起こったのか…。
おすすめポイント
2014年に公開された『ゴーン・ガール』はアメリカで10週連続TOP10入りした大ヒット映画です。
ある日、ニックの妻エイミーが突如失踪しました。争った形跡や血痕が残されていたため、警察はエイミーの失踪に事件性があると判断し捜査が始まりました。しかし、捜査のためニックに妻の友人関係や趣味を聞いても、ニックは妻のことは全くわからないと言います。
次第にマスコミに大々的に取り上げられるにつれ、ニックへ疑惑の目が向けられるが。。
予測不可能な展開が最高におもしろいサスペンス映画です。
先読み不可能!二転三転するサスペンス
『ゴーン・ガール』は2時間半もある映画にも関わらず、常に汗握る展開なので全く飽きることはありません。
序盤からいい意味で期待を裏切られ、1分先すら予測することができない展開になっています。
ラストに大きなどんでん返しが一つあるものとは違い、この映画中にはどんでん返しが何度もあります。あまりにもこまめに騙されるため、途中から完全に疑心暗鬼になって、なにも信じられなくなると思います。
そして、巧みな先の読めない構成とシリアスな雰囲気に、私は終始鳥肌が止まりませんでした。
詳しくはネタバレになってしまうので説明できませんが、サスペンス映画が観たいなら、絶対に勧めたい一作です。

結婚がテーマの映画
物語が進んでいくと、美人妻と夫の馴れ初めや夫婦の関係性が明らかになっていきます。
『ゴーン・ガール』では特に結婚が重要なテーマになっていて、男女の視点の違いや役割について描かれています。
なので、視聴後は結婚とはなにか改めて考えさせられました。
本作で夫を演じたのは『アルマゲドン』や『アルゴ』など数々の有名作に出演するベン・アフレックで、失踪した妻を演じたのは『アウトロー』などに出演しているイギリス人女優ロザムンド・パイクです。
デヴィッド・フィンチャー監督作品
そして監督を務めたのは『ファイトクラブ』や『セブン』など数々の大ヒット作の監督を務めた監督デヴィッド・フィンチャーです。
彼は究極の完璧主義者で、本作では2時間半の映画の為に、撮影に100日以上かけて、500時間分の映像の中から出来上がった作品だそうです。
そんな完璧主義者、デヴィット・フィンチャーについて更に詳しく知りたい人は下記のページに飛んでください!
私の好きな映画をいくつも制作しているデヴィッド・フィンチャー監督。 彼のダークで独特な世界観にはどのような特徴があるのか、私なりにまとめてみました。 さらに、彼の作品で特にどんでん返し要素が強いオスス...
とにかく、この映画は騙されたい人は必見のおすすめ作品です!
トリビア
・もともと主人公はあるシーンでヤンキースのキャップを被ることになっていた。しかし、レッドソックスの熱烈なファンであるベン・アフレックはそれを着用することを拒否。最終的には、デビッド・フィンチャーが妥協し、メッツのキャップを被ることになった。その間4日間も撮影が中止になった。
・完璧主義者のフィンチャー監督。本作では約100日間の撮影期間中、トータルで500時間もの映像を撮影した。
・ベン・アフレックがスクリーン上でフルヌードになるのは初めてのことだった。
こんな人におすすめ
・先読みできないハラハラする展開の映画が観たい人
・結婚について考えたい人
・男女の闇を見たい人
こんな人には不向き
・結婚に幻想を持っていたい人
・グロテスクな描写がある映画が苦手な人