視線を利用する詐欺師の映画『フォーカス』。本記事ではネタバレなしで、あらすじとおすすめポイント、さらにはトリビアも交えて紹介します!
あらすじ
引用元:シネマトゥデイ30人の熟練詐欺師集団をまとめるニッキー(ウィル・スミス)は、半人前な女詐欺師ジェス(マーゴット・ロビー)に可能性を見いだし、一流の犯罪者にすべくノウハウを伝授する。やがて二人は恋に落ちるが、恋愛は自分の仕事の邪魔になると判断しジェスのもとを去る。数年後、ニッキーが一世一代の詐欺を仕掛けるブエノスアイレスのモーターレース会場で、一段と美貌に磨きをかけたジェスと再会し……。
おすすめポイント
視線の隙を利用する詐欺師
本作のタイトル“FOCUS”は英語で焦点という意味です。
しかし、この作品では視線という意味で使われています。詐欺師がいかに視線の隙をつくり、目当てのものを盗むかが本作のテーマになっています。
クライムサスペンスのエンターテイメント映画が好きな人にはおすすめの作品です。
出演者は、『バッドボーイズ』や『ハンコック』などでおなじみの大物俳優ウィル・スミスです。そのヒロインを演じたのは、『スーサイド・スクワッド』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のマーゴット・ロビーです。さらに『フィリップ、君を愛してる』のロドリゴ・サントロも出演しています。

天才スリ師が監修
本作は、世界最高の天才スリ師として有名なアポロ・ロビンスが顧問を務め、人間の脳の仕組みを利用したテクニックを使ったリアルな詐欺テクニックが描かれています。
よくクライムサスペンス映画で思う、「そんなに上手くいくのか?」とツッコミを入れたくなるような犯罪場面はなく、むしろ「こうやってスリは行われているのか!」と感心するような場面が多くありました。
まあ、どっちにしろ犯罪には変わりないのですが、、笑

マーゴット・ロビーがめっちゃ可愛い!
『スーサイド・スクワッド』でハーレークインを演じ、単独のスピンオフが公開されるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いのマーゴット・ロビーが本作のヒロインを演じています。
そのマーゴット・ロビーがまあー可愛いんです。
綺麗な金髪にクリっとした目が特徴的で、美しさと可愛さを兼ね備えた、日本人にも好まれる顔だと思います。
『スーサイド・スクワッド』では気の強いヒロインを演じていましたが、本作では小悪魔的な役を演じています。 その美しさで、ターゲットが視線をくぎ付けにされるのも納得です。
ちなみに、マーゴット・ロビーとウィル・スミスは『スーサイド・スクワッド』でも共演していて、本作が初共演だったそうです。

観ている方も騙される
『フォーカス』の魅力は二転三転することで、 どこまでがホントでどこからがウソなのかがわからないという点です。
誰が誰を騙しているのか、観客にもわからないように展開されるので、若干置いてきぼりにされるように思う反面、 種明かしの爽快感があります。
気軽に楽しめるエンタメ映画には丁度いいと思います!
トリビア
『フォーカス』の監督は『ラブ・アゲイン』と同じグレン・フィカーラが務めています。
そのため、初めの配役はライアン・ゴスリングとエマ・ストーンだったそうです。この2人は『ラ・ラ・ランド』と『ラブアゲイン』で恋人役を演じているので、相性がいいと考えた監督が本作でもオファーをしたようです。
残念ながら実現しませんでしたが、この二人のパターンも観てみたかったものです。笑
こんな人におすすめ
・軽快なクライム映画が観たい人
・華やかなロケーションでの映画が好きな人
こんな人には不向き
・伏線がしっかりしている作品が観たい人