リメンバー・ミー

【死後の世界を描いた、歌が繋ぐ家族の絆】
『リメンバー・ミー』を今すぐ観る!!
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家族愛が泣けるアニメーション映画『リメンバーミー』。本記事ではネタバレなしで、あらすじとおすすめポイント、さらにはトリビアも交えて紹介します!

あらすじ

過去の出来事が原因で、家族ともども音楽を禁止されている少年ミゲル。ある日、先祖が家族に会いにくるという死者の日に開催される音楽コンテストに出ることを決める。伝説的ミュージシャンであるデラクルスの霊廟に飾られたギターを手にして出場するが、それを弾いた瞬間にミゲルは死者の国に迷い込んでしまう。元の世界に戻れずに困っていると、ヘクターという謎めいたガイコツが現れ……。

引用元:シネマトゥデイ

おすすめポイント

『リメンバー・ミー』はアカデミー賞で長編アニメ部門を取っているディズニー/ピクサー制作のアニメーション映画です。

本作は、一年に一度、他界した家族が訪れるとされている「死者の日」に、音楽を通じて死者の世界に迷い込んでしまう主人公を描いた音楽と家族がテーマの冒険映画です。

監督は『トイ・ストーリー3』で監督を務めたリー・アンクリッチと、製作を担当したダーラ・K・アンダーソンが再集結しています。

リー・アンクリッチ、エイドリアン・モリーナ監督制作の『リメンバー・ミー』の一場面より引用

色彩が抜群に綺麗

ピクサー映画の中でも本作は群を抜いて色彩などの映像美が素晴らしい作品です。中でも、死後の世界は色で溢れかえっていて、オレンジ色のマリーゴールド花びらは、画面越しに花の匂いがしてくると思うほどです。

本当に絵本の世界に入り込んだような、テーマパークのような世界観には圧倒されます。

ピクサー史上最も製作に時間がかかった映画

この舞台設定はメキシコにある、実在する街がモデルとなっています。

『リメンバー・ミー』は ピクサー映画の中でも、最も製作に時間がかかった作品で、2011年から2017年までの期間を要して作られました。

製作チームはその6年の間に5回実際にメキシコに足を運び、本作の構想を練ってきました。

その結果、本国メキシコで最も成功した映画という快挙を成し遂げることができたのです。

リー・アンクリッチ、エイドリアン・モリーナ監督制作の『リメンバー・ミー』の一場面より引用

音楽も最高!

主題歌である「リメンバー・ミー」はアカデミー賞で主題歌賞を取り、日本でも耳にすることが多かった印象的な曲です。

作詞・作曲を手がけたのは『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」などを手がけたクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバートロペス夫妻が担当しています。

実は、主人公であるミゲルは、もともとはギターだけを演奏し、歌う予定はなかったのですが、ミゲルの声を担当してる声優が歌がすごく上手だったということから、監督が歌も歌えるキャラクターに変更したらしいです。

ちなみに、作中で登場するギター演奏場面では、キャラクターの指はしっかり譜面通りに演奏しているそうです。

「死」を扱ったストーリー

『リメンバーミー』ではメキシコに実在する休日「死者の日」題材にしています。日本におけるお盆にも共通する”亡くなった家族を想う“という風習です。

このように子供向けの映画で、「死」を扱うことはとても挑戦的であるといえます。

さらに、宗教などの違いも問題になりそうなところを、本作では上手く扱っています。

家族・先祖の大切さ、「死」とはどういうことなのか、子供にもわかりやすく作中では語られています。

本作は年齢に関わらず家族の大切さに改めて気づかされる感動作です。

私も、鑑賞後に涙が止まりませんでした。

ちなみに、『リメンバー・ミー』には中国では放映できない特定のテーマとコンテンツが含まれていたため、通常であれば放映できない作品だったそうですが、中国の検閲委員が映画に感動して、特別に中国でも放映できることになったらしいです。

リー・アンクリッチ、エイドリアン・モリーナ監督制作の『リメンバー・ミー』の一場面より引用

ピクサーといえば、隠れキャラ

ピクサー作品には必ず、ピクサーのキャラクターが映画の中に登場します。しかし、どれもほぼ一瞬なので一度観ただけでは到底気づくことはできません。なので、一度鑑賞後に調べて「こんなところに、あのキャラクターが!」と見直す楽しみ方ができます。

ちなみに、死後の世界では現在では使われていない、80年代のアップル製品や、トランシーバーなど古い技術が登場します。これは、死んだ技術という意味で登場しているそうです。そんなトリビアにも注目して観てみると面白いかもしれません!

素晴らしい音楽と、家族愛が詰まった、心温まって泣けるピクサー映画をぜひ観てください!

こんな人におすすめ

・家族と一緒に映画を観る人

・大人も楽しめるアニメーション映画を探している人

・感動して、涙を思いっきり流したい人

こんな人には不向き

恋愛映画が観たい人

予告編

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